全折食品容器連合会組織図

組織図

会長挨拶

第25代会長 谷口 明

写真:谷口会長

令和6年2月の全折食品容器連合会の総会において第25代会長に就任いたしました谷口明でございます。微力ではございますが、全力を尽くす所存でございます。皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

さて、私たち全折の会員数は最盛期800社ほどございました。現在は、140社ほどとなっております。斜陽産業であるため仕方のないことかもしれません。ただ、全折の存在意義としては現状を受け止め新たな取り組みを展開する必要があります。

まずは、全折会員の相互理解と相互補完になります。相互理解とは、会員同士の社業における具体的な事業内容の把握と情報共有になります。相互補完とは、相互理解をした上でお互いの事業においてメリットのある情報共有や商品や資材の取引きなどになります。相互理解と相互補完を強化することにより、今まで以上に強固な関係と事業への還元を目的とします。

次に、全折全体での商品開発・販売になります。現在、世界的に「カーボンニュートラル」「脱炭素」が注目されています。私たちの業界では、バイオマスプラスチックや紙素材、木製容器、リサイクルプラスチックといった原料や商品が該当します。この該当原料や該当商品を用いた商品の開発・販売を青年部が中心となって行います。青年部の若い力で、全折全体を盛り上げることによって組織の活性化と強靭化を図ることを目的とします。

最後に、販売支援になります。商品開発・販売を行うだけでは不十分であると考えています。商品の販売促進に寄与する資料やサンプルなどを用意することにより、多くの会員の方々の事業への利益となることを目的とします。

結びになりますが、私自身食品容器と業務用食材の会社を営んでおります。また、先代から続く折箱製造には特別な想いを持って製造しております。皆様方も、並々ならぬ想いで経営をされていると思います。この想いは、人によって様々であると思いますが、ひとつの意思として統一することが私の責務であり、実現しなければならないことであると考えています。実現の為には、皆様方のお力添えとご協力が必要不可欠になります。

会員の皆様方の事業と全折食品容器連合会の発展のために様々なことに挑戦してまいりますので何卒よろしくお願い申し上げます。